第84回 JAN展

2015年4月28日(火)～5月3日(日) （11:00～18:30　最終日は16:00まで）

ご挨拶

　自由・交流・研鑽をモットーに1934年に発足し80数年の歴史を持つ、会長も代表も置かない美術団体「JAN（Jeunes　Artistes　Nouveaux＝青年美術家集団の略称）」の第84回展です。当画廊に会場を変えてからは今年で4回目の開催となり、2階会場全体を使って会員14名の作品が飾られます。”会員は作家として平等”の精神の下、年齢、キャリアの壁を越えて互いに切磋琢磨し、Nouveauxであり続ける14名の作家たちの力作の数々をご高覧いただけますと幸いです。　

JAN（Jeunes　Artistes　Nouveaux＝青年美術家集団の略称）とは

　1934年に帝國美術学校（現武蔵野美大）の卒業生13名が、銀座紀伊国屋画廊で発足させたグループ展で、横地康國、藤井令太郎、武藤久、村瀬静孝らの創立会員を初め、田中岑、福井敬一、海老原喜之助、坂田一男、清水多嘉示、五味秀夫、松村禎夫、井上孟、今関一馬、入江観など、実に百名近くの作家が参加出展。　現在では広く各美大の出身者も加え、全員が作家として平等であり、「自由」「交流」「研鑽」をモットーに先輩も新人もなく、会長や代表も置かない民主的なシステムのグループ展。