第83回 JAN作家展

画廊挨拶

　80数年の歴史を持つJAN作家展の第83回展。当画廊に会場を変えてからは今年で3回目の開催となり、2階会場全体を使って会員12名の作品が飾られます。
　”会員は作家として平等”の精神の下、年齢、キャリアの壁を越えて互いに切磋琢磨し続ける12名の作家たちの力作の数々をご高覧いただけますと幸いです。　

JAN（Jeunes Artistes Nouveaux＝青年美術家集団の略称）とは

　1934年に帝國美術学校（現武蔵野美大）の卒業生13名が、銀座紀伊国屋画廊で発足させたグループ展で、横地康國、藤井令太郎、武藤久、村瀬静孝らの創立会員を初め、田中岑、福井敬一、海老原喜之助、坂田一男、清水多嘉示、五味秀夫、松村禎夫、井上孟、今関一馬、入江観など、実に百名近くの作家が参加出展。
　現在では広く各美大の出身者も加え、全員が作家として平等であり、「自由」「交流」「研鑽」をモットーに先輩も新人もなく、会長や代表も置かない民主的なシステムのグループ展。

会員（クリックで各作家のプロフィールと作品がご覧いただけます）

青木 浩／伊能 洋／ 岡田 壽子／ 佐藤 うらら ／清水 雅子
手嶋 琴／ 布井 剛／ 日高 梢／ 福留 八郎
眞野目 博／ 三輪　敏雄／ 山浦 富美子 （50音順）