東京・銀座8丁目 大きな窓から外光が入る明るい展示場をもつ大型画廊

東京銀座のレンタルギャラリー 銀座アートホール
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村嶋恒徳&ヘヤゴト コラボレーション個展 ヘヤゴトラボ 「龍と剣」

2022年6月29日(水)~7月3日(日)  11:00~18:30  最終日は14:00終了

  • 「龍の心」 大全紙 横57㎝×縦74㎝

  • 「喜」 大全紙 横57㎝×縦74㎝

  • 「不動心」 大全紙 横57㎝×縦74㎝

  • 「強運」 小全紙 縦 横53㎝×縦68㎝

  • 「隆盛」 三三縦 横47㎝×縦63㎝

  • 「一以貫之」 特別縦額 横35㎝×縦95㎝

主催企画・運営:株式会社ヘヤゴト
アート:村嶋恒徳先生 

アーティスト村嶋恒徳からの一言

『墨絵との出会い』
ほんの思い付きで机のにあった筆ペンで剣道の絵を書きました。その上から水をしみこませると、色が青目に変化したり、滲みが説明しすぎる線を暈してくれたりして、意外と好評を得たのです。これが、墨絵の出会いかもしれません。

『なぜ、描くのは「剣」なのか』
武道である剣道は礼をして始まり、礼をして終わります。その対人的行為の中では、周りからは見えない「心」の無限の変化があります。
見えないものを絵で表現しようと試みているのが私の墨絵です。墨絵で剣の絵を続けてきた、いや続けてこれたのは、自分自身に勝ちたいと思い続けたことです。

『「道」にこじつけて』
若い頃は、墨のにじみと予測、早く仕上げたいという焦りの墨入れと無駄打ち、一瞬の油断が命取りになることなどを掲げて、「墨絵」と「剣道」の修行を無理矢理に一つにしていました。
現在は、何事もゴールに向かおうと決めて走っているときは、別のことでも同じように見え、感じるものだということです。ゆっくり歩きながら、剣道の修行はそれ、墨絵は墨絵、色は白と黒にこだわらず、さらに剣の絵に目に見えない「龍」が入っても、「納得できる勝ち」の路線からはずれてはいないと思えるようになってきました。もう少しこの道を進もうと思います。

『龍』に願う
「龍と剣」をテーマとし、チャレンジする機会をこの度、頂戴しました。
剣士として相手と対峙する時、不安であれこれ考えていた自分の心が、ある瞬間から何も考えなくなり、冷静ではありながら、体が熱くなり勝手に体が動く時があります。心の中に何か生きているのを感じます。もしかしたら、それが、龍なのかもしれません。
また、ある時は、身体の外から誰かが背を押してくれる時があります。どうしてこんなことができたんだろうと不思議に思うこともあります。それは、龍の仕業かもしれません。
危なかったと思ったことが何度もあります。龍がいつも空から見ていて、守ってくれているのかもしれません。レジェンドドラゴンというアジアの映画を見ました。ラストシーンで、空の雲が龍に見え、海の波が龍を形どっています。そして、仙人(ジャッキーチェン)が言うのです。『龍は見渡せばどこにでもいるのだよ。君の心にも』と。
目には見えない龍神が私達のすぐ近くにいて、剣士の心を励まし、燃えさせ、ある時は正義を正し、叱りそして褒め守っているように感じます。こんな思いで、墨をベースに色を付けながら表現しました。不安定な昨今の世界が、この龍が望んでいる幸せや平和になってくれるように願っています。

村嶋恒徳プロフィール

【プロフィール】
熊本出身、東京教育大学・筑波大学大学院。茗溪学園中学校高等学校教諭1979~2020年。
現在、株式会社ヘヤゴト人材教育顧問、医療法人桜水会武道教育講和講師。剣道教士七段。
エリザベス女王来日の際、国技披露で剣道を紹介するのを機に「剣道の国際化」をテーマに米国、台湾、墨国、香港、韓国、仏国、英国等に出向き国際化の研究を進める。
1985年、国際交流基金派遣によりメキシコで1年間剣道の指導にあたる。現在も、ムラシマカップが全メキシコ選手権ナショナルカップとして残っている。
その後、3年に1度メキシコの指導使節団に招聘されている。1997年イギリス・アトランティックカレッジにて東洋哲学の授業の中で剣道について講演。
著書に『武道学研究(アメリカカリフォルニア州に於ける剣道愛好家の意識調査)』、『中・高生のための剣道』初版本、『正課体育における剣道の共通短所の分析的研究』『みんなの剣道』(学研)、 新刊『みんなの剣道』オンデマンドデジタル版(学研みらい)、『活人剣』(体育とスポーツ社)がある。

【講演】
イギリスアトランティックカレッジ・・日本の伝統文運動文化剣道
全国教育系大学セミナー・・一教師が得たもの
崇城大学一般教養講演・・剣の技と美の心
企業セミナー・・・チームワークと選手の育て方

村嶋恒徳アート活動歴

【個展】
1991年 カフェ・トラッド(つくば市)
1995年 スタジオS(セキショウつくばオフィス)
2012年 ギャラリー メモリーズ(つくば市)
2014年 ギャラリー きむら(熊本市)
2016年 つくばカピオ(つくば市)

【使用された主な作品】
1995年 第33回北信越学校剣道大会 表紙絵
1995年 茨剣連廣報第20号 表紙絵
1995年~2019茨城新聞社旗争奪剣道大会表紙絵12~35回
1996年 第38回全国教職員剣道大会(静岡)記念品絵
1996~2000年 『月刊剣道日本』 見開き挿入絵
1997~2021年『徳島の剣道』13・14・15~37(徳島剣道連盟著)挿入絵 各20点
1998年 第2回高野山剣道大会[青葉杯] 表紙絵
1999年 第54回国民体育大会 熊本剣道大会 成年の部選手監督引き出物 扇絵
1999年 第17回九州高等学校選抜剣道大会 表紙絵
2000年 『八段の修行』(スキージャーナル)帯絵
2000年 関東中学剣道大会記念品 扇絵
2003年 大野旗争奪全国高校剣道大会 表紙絵 優勝記念絵
2003年 全日本学生剣道連盟五十周年記念誌 『学連十年の歩み』挿入絵14点
2003年 『みんなの剣道』(学研)挿入絵 28点
2004年 茨城県50周年剣道史 挿入絵3点
2005年 第2回日本海旗高校選抜剣道大会 優勝記念絵
2007~2009年 新潟県春季高校剣道大会 表紙絵
2008年 第33回関東中学剣道大会 記念品絵
2009年 第56回関東高等学校剣道大会 表紙絵
2009年 茗溪学園剣道部30周年記念誌 挿入絵22点
2012年 北信越高校剣道大会表紙絵
2014年 第26回九州県庁職員剣道大会 表紙絵
2016年 熊本剣道カレンダー 挿入絵7点
2016年 全国医師剣道大会茨城大会 ポスター・記念品他・同展示40点
2018年 福岡久留米市武道館新設記念絵寄贈
2018年 自著『活人剣』体育とスポーツ出版社 挿入絵71点
2019年 東京修道館100周年記念 絵贈呈

 

作品・展覧会の様子

  • 「至高」 三三横 横63㎝×縦47㎝
  • 「同志」 長方形和額 横68㎝×縦37.5㎝
  • 「介福」 太子 縦 横31㎝×縦42㎝
  • 「龍神刀」 特別注文額入り 横35㎝×縦137㎝
  • 「造花瓶出陣」 竹彫刻
  • 1室会場の展示風景
  • 1室会場の展示風景
  • 1室会場の展示風景
  • 2室会場の展示風景
  • 2室会場の展示風景
  • 2室会場の展示風景
  • 2室会場の展示風景

銀座アートホール

〒104-0061
東京都中央区銀座8丁目
110 番地高速道路ビル
(銀座コリドー街)

営業時間:11:00〜18:30

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