2021 アンジェリコ会展 ~師A. カルペンティール神父を偲ぶ~
ご挨拶
グループ展「2021アンジェリコ会展」をご案内いたします。
アンジェリコ会は、ドミニコ会神父のカルペンティール先生が新宿・大久保のアトリエで主催された絵画教室に学んだ生徒で構成するグループです。当会は、先生の勧めにより、教室での学習の成果、卒業後の研鑽、活躍の状況を発表できる「アンジェリコ会展」を東京で開催して来ました。
カルペンティール先生は、2014年に母国ベルギーに帰国されるまで約60年の間、油絵・水彩・紙版画・ステンドグラス・タイル画など、多岐にわたるご指導をなさいました。そして、帰国後も「アンジェリコ会」のご指導を続けられました。2019年にはアントワープに先生をお尋ねし、100才のご長寿のお祝いをお伝えしたところでした。しかし、先生は2020年3月にご帰天されました。
そこで、コロナ禍のため延期しました「アンジェリコ会展」を再企画し、サブタイトルを「師を偲ぶ」とし、12月末に銀座アートホール(1F左室)にて開催することにしました。出品者は、カルペンティール先生を含め14名です。作品は油絵・水彩・ステンドグラス・版画・タイル画など多種に亘る上、先生の作品を始め、キリスト教的画題の作品が含まれ、ヴァラエティーに富んだ展覧会となるでしょう。これらの特色は、長年の先生の教室でのご指導のたまものと考えております。
今回の展覧会はコロナ禍の中での急な開催となりました。クリスマス週間のご多忙中の時期でありますが、“銀ぶら”を兼ねて、皆様にお気軽にご来場頂ければ幸いです。
2021年11月 アンジェリコ会事務担当 横山尚秀
出品者
アルベルト・カルペンティール神父
青地佐知子 安部 安子 石川小百合 伊藤 輝巳 大浦千重子
加瀬 良子 鈴木 絢子 滝本 厚 谷口みち子 長野利喜子
村上ミツコ 森岡 幸子 横山 尚秀