ロートレック没後120周年記念~ ENISHI ~
≪ 企 画 趣 意 ≫
“Le bonheur est parfois caché dans l’inconnu.(幸せは時々、未知の中に隠されている )”
これは 、ロマン主義フランス文学の大河小説『Les Misérables 』の著者のヴィクトル・ユーゴーが遺した名言ですが、まさにアートとは未知の塊にして無限の可能性を秘めた世界 。弊社、株式会社20Gではそのような思想に基づき、既存のアート概念に囚われることなく、新たなる美術様式を模索してまいりました。そこで、ようやく辿り着いたのが今や世界基準の教養にして、ヨーロッパ諸国で格式の高い芸術ジャンルの一つ――“ワインアートラベル”でした。
ある有識者は、「ダイヤモンドやゴールドを目にして、それらをただの石ころだと思う者はいない。また、紙幣や硬貨についても同様である。すなわち、そこに価値を見出すには、人類共通の認識や意識が必要不可欠だと云えよう。“ アートラベル ”の魅力とは、そのようなものに近いだろう」と評しています 。
特にワイン伝統国のフランスでは、「ワインは、政治やビジネス面においても重要な役割を果たす存在であり、もはや単なる飲み物ではなく、国が誇る美術品」とも云われています。ゆえにその顔である“アートラベル”は、必然的に人々の注目を集めるため、その威厳を示す目的から、芸術界の巨匠たちの作品が起用されてきました 。
そして 、2021年 ――日本美術を愛し、その想いを自らの作品へ活かすことで、ポスターを芸術の域まで高めた「偉大なる芸術家」であるアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 没後120周年を迎え、なんと、日本芸術作品が“ロートレック没後120周年記念特別限定ワイン”のアートラベルに起用されることとなりました 。
しかも 、今回はフランスボルドー地方の蔵元であるシャトー・マルロメの正統なワインのアートラベルであり、日本とフランスの合作のオブジェに相応しき逸品 。その由緒正しいアートラベルをファイリングし、ロートレックが生涯を遂げた蔵元・シャトー・マルロメを始め、パリにあるワイン博 物館、フランス政府より歴史的建造物指定を受けたベルシー美術館へ収蔵されるため 、アートラベル起用作品は、後世にまで遺されてゆきます。
さらに本企画では、“ENISHI( 縁 )”をテーマとして、2021年6月8日~10日にかけて、東京・銀座アートホールにて“ ロートレック没後120周年記念特別限定ワイン”のアートラベルを額装展示し、一般公開させていただきます。
「Withコロナ(コロナとともに生きる)」の今だからこそ、日本とフランス両国の芸術文化を尊重しあえる“アートラベル”にこだわった本企画 。弊社では、ロートレックと現代日本芸術との“縁 ”から誕生したアートラベルによって、皆様に幸せな未来が訪れることを願ってやみません 。
2021年5月 株式会社 20G 笠原 善友
主催
国際総合芸術交流協会
International Composite Art Communication Association[ICACA]
『ロートレック没後 120 周年記念~ ENISHI ~』実行委員会
実行委員長
美術評論家 長谷川栄先生
実行委員
ベルシー美術館館長 ジャン=ポール・ファヴァン先生
ワイン博物館館長 クロード・ジョス氏
心理カウンセラー 清田予紀先生
株式会社20G代表取締役 笠原善友
企画・運営
株式会社20G
後援協力
ティ・シィ・アイ・ジャパン株式会社
株式会社サカエ・ライト
株式会社モンスターズ
特別協力
シャトー・マルロメ(Château Malromé)