東京・銀座8丁目 大きな窓から外光が入る明るい展示場をもつ大型画廊

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アファ・アンファ 怪想の旅 驚異の羇 東京展

2019年12月24日(火)~12月29日(日) 11:00~18:30 最終日16:00まで

ご挨拶

     2019年は香港の人々にとって、私にとって、あらゆる面で新たなのスタートとなった。それはまるでビックバンのようで、すべてを爆発させると、新たな秩序が形成されるまでは、必ず埃まみれの、暗くてどんよりした世界が待っている。私たちはやっと太平であるかのように飾り繕うことや偽りに別れを告げた。それぞれ異なる立場の人々がマスクや仮面をつけ、闘おうと決めた時、彼らは同時にこの都市の、何事もなかったかのように、太平であるかのように飾り繕う仮面を剥がした。
 すると、人間の醜さや美しさがすべて顕微鏡から覗かれたかのように、無限大に拡大された。たとえば、狡猾、打算、愚昧、エゴイズム、あるいは善良、愛、団結、貢献と犠牲。私はこの展覧会において、ひとりの小さな傍観者と記録者になろうと試みた。会った人々の顔を描き、それを様々な妖怪に化けさせた。それらはある特定の個体を指すものではない。一つの集合の生まれ変わり、あるいは己の心を写したもとみなすことができよう。
 この混乱した世界では、誰ひとりとして傍観者で居られる者はいない。みな、世界とキャッチボールすることによって自分自信の価値や立ち位置を再認識し、確立させていく。この展覧会は前回の個展「Silent Family」Ver.2と位置付けられる、私は自分との会話からスタートし、徐々に外の世界と交流し、最後は自分自身への反省に戻った。
 人間は複雑で多種多様であり、それに対し私の記録は少なく、到底及ばない。今後より多くの妖怪を描いていきたい。

2019年12月 アファ・アンファ

 

アファ・アンファ
イラストレーター、画家

作品は様々な媒介を含んでいる。たとえば、出版広告、壁画制作、小説の挿絵、雑誌コラム、アニメや人形の制作など。時には様々なブランドや機関の企画を担当したりする。これまではイーソン・チャン(陳奕迅)、カリル・フォン(方大同)、チャウ・パッホウ(周柏豪)及ウェイ・ルーシュエン(魏如萱)をはじめ、多くのポップ歌手のミュージックビデオのアニメーション制作を担当した。
2018年に手がけた、台湾のシンガーソングライターであるウェイ・ルーシュエン(魏如萱)「雪女」のMVが台湾金曲賞「ベストミュージックビデオ」にノミネートされ、同年に「香港青年設計才俊賞」のCreateSmart Young Design Talent Awardに賞された。
Afa AnnfaはEaton Workshop、イートン HKの創業者の一人であり、Hong Kong Women’s Festival 2018のイメージキャラクターを務めた。過去5年間で2回展覧会を開き、香港のDJ、監督、作家である卓韻芝(Vincci Cheuk Wan Chi)と『N-Girl養成術』を共同出版した。

 

作品・展覧会の様子

  • 展示風景
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銀座アートホール

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(銀座コリドー街)

営業時間:11:00〜18:30

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