第31回画柳会展

2019年6月10(月)～6月16(日)　11:00～18:00　初日は14：00から　最終日15：30まで

ご挨拶

何の罪もない幼い子供たちが犠牲になった耳を塞ぎたくなるような恐ろしいニュースばかり流れる昨今。
人のために一生懸命生きてきたお年寄りも事故を起こしてしまい、それはそれでどんなに辛い終盤を迎えるのだろうと心が痛い。
喧嘩はいけないよと子供を諌めながら大人たちは国と国との争いのために、罪のない子供達を巻き込んでいる。
罪のない幼子まで犠牲にならないとわからないのか、と天が怒っている気がする。
私たち絵描きは心を痛めながら、せめて子供達の幸せな未来を願い、私たちにできる土台づくりをそれぞれの絵に込めました。
ご高覧下さいませ。

2019年5月　中田恭子

「画柳会」について
1988年に小川博工画伯（フランス芸術家協会永久会員、2008年逝去、享年86歳）により創立。
「画柳」には「我流」という意味がこめられ、「絵はこう描かなければならない」ということはなく、個々人がその個性を表現していけばよいという創立者の基本方針から命名された。
また、柳のようにしなやかに永く描き続けていこうという思いも込められ、描画活動を通じて人生の充実を図るという志を持って描画の向上を目指している美術団体。