東京・銀座8丁目 大きな窓から外光が入る明るい展示場をもつ大型画廊

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品川未知子 日本刺繍アート展 糸は絵具 + ふたりの写真展 西山貞子/平川正枝

2019年2月18日(月)~2月24日(日) 11:00~18:30 初日は15:00より 最終日は16:00まで
  • 品川未知子「薔薇の記憶」
  • 西山貞子「タコの滑り台」
  • 平川正枝「鎌倉深奥」

ご挨拶

品川未知子(しながわみちこ)

 日本刺繍の伝統的技法は活かすが、とらわれず、日本刺繍でしか表現できない作品に挑戦したいとの気持ちで制作してきました。100号前後の額装で、古木の樹精、海の精霊、伝統建築物、自然の輝き、などに対して日本刺繍での表現を模索してきました。作品「巨樹」は、厚木市の妻田薬師の境内にある樹齢500年の大きなムロがある御神木の姿に、信玄小田原攻めの歴史と、樹霊と呼ぶべき「気の存在」を感じ製作。「モンサンミッシェル」では、フランス旅行で高さ6mの大潮の日にぶつかり、羊が草を食んでいた城の周辺が押し寄せる海水の濁流であっという間に海になる光景からの自然の神秘・力への感動、「青の洞窟」では、ボートの底に寝そべって洞窟の入り口を通過して出会った暗黒と青の輝きの神秘を表現しました。自分の体験の中で感動し、人間を超えた存在をモチーフとして追いかけて来ました。
 日本刺繍作品の制作は、アプローチの長い根気のいる作業です。①感動を形にデザインする、②デザインを額装サイズに拡大、③絹シャンタンに作品を写す、④シルク布を刷毛染め、⑤撚り絹刺繍糸を染める、⑥染布を枠貼りする、そしてやっと⑦刺繍する。糸は、釜糸と言う繭から巻き取っただけで縒りをかけてない絹糸、機械撚りの細、太,極太の白絹糸を好みの色に手染めして使用します。また、作品によっては絹糸にこだわらず、綿、麻、毛糸、レーヨン、撚り金糸、銀糸、・・・、などなど自由に使います。
 私にとって色糸は絵の具です、線が面になり、面が厚さを表現していきます。女子美術短大刺繍教室専攻科卒、刺繍研究室助手を経て、カルチャー教室、自宅での刺繍教室で50年間日本刺繍を続けました。
 日本刺繍技法を現代工芸に生かしたいと2000年~日本現代工芸美術展出品、2012年現代工芸賞受賞(本会員)、2005年日展初入選、日本建築協会会員、女子美刺繍「若草会」会員。東京染色会会員。20年間の公募出品作品、若草会、小作品をご高覧頂きたく御案内申し上げます。

プロフィール
 女子美術短期大学刺繍教室専攻科、刺繍研究室助手を経て、カルチャー教室、自宅での刺繍教室で50年間日本刺繍を続ける。
 日本刺繍の技法を現代工芸に生かしたいと活動し、2000年から現代工芸展に出品し2012年現代工芸賞受賞、2005年日展初入選。
 従来の若草会活動に加え、2018年からは日本建築美術工芸協会「BOX展」および、「街に飛び出す作品展」への出品、マリンバ奏者・吉岡孝悦氏、塩浜玲子氏と、日本刺繍とマリンバのコラボレーションの会など、新しい領域に挑戦している。

西山貞子(にしやまていこ)

 住まいに近い調布駅そばの、子どものための小さな公園にいるタコの滑り台を撮り始めたのは、1982年の事でした。10年ほどの撮影を経て、写真刺繍『タコの滑り台』を発行した事から思いがけないドラマが始まりました。
 渋谷の本屋さんで目に止められた方が、タコの滑り台を造った会社のデザイナーでした。写真詩集を買って帰った社内は、滑り台に込めたコンセプト「子どもたちに夢を 街にうるおいを」が写真にも詩にもある、と社長はじめ社員のみなさんが口々に言われた、とのことでした。数ヵ月後にレセプションを控えていた会社は、引き出物に加えるとのご意向で、早くも二刷りになりました。自費出版では、珍しい事と言えます。
 その時に聞いた話で、全国に200ほどものタコさんがいる事が分かり、仕事をしながらの遅々とした撮影でしたが、調布以外の滑り台にカメラを向けてきました。デンマークのコペンハーゲンに「タコさん誕生」の話を伺って二冊目の出版に取り組みました。
 30年近い撮影で、個展やグループ展、新聞・テレビなどのマスコミでの紹介も多々ありましたが、まとまった事としては2012年2月16日から4日間のNHKラジオ深夜便の出演でした。30年もの間、子どもの遊具であるタコの形をした滑り台を撮った珍しい面白い大人、という事だったようです。
 2016年は、調布駅前の都市整備計画で、公園がなくなる事になり、調布市主催のお別れ会が行われました。NHKの渋5時ニュースによると、2千人の人々が参加されたそうです。多くの人に愛され私のタコになった調布のタコさんは、新しいタコさんとして、いつ誕生するのでしょう。子どもたちが、遊び場を通じて身体と知能の発達のためにも「タコさん、こんにちは」と言える日が早く来るといいな、と思いながら写真展を行います。
 今回は、様々な形をした10か所の公園のタコの滑り台をご紹介します。

プロフィール
1935年 大連市(旧満州)に生まれる
1954年 高知県の金融機関で働き始める
1959年 同上の全国団体(社団法人)に移籍し東京都に移住
1996年 定年退職
1979年 現代写真研究所で写真を学び始める
1991年 竹内セミナーに所属、竹内敏信氏の指導を受ける
1993年 写真刺繍『タコの滑り台~タコとお陽さまの対話~』を出版
その後2015年までに写真詩集、写真文集を7冊出版
「窓のむこうの窓」「陽光と風にさそわれて~ふたりで歩いたスペイン・ポルトガル~」「時空の流れに~タント タント エレガンテ~」「過ぎし日々に こんにちは」「私のタコ~デンマークにも誕生タコの滑り台~」「私の旅~人模様~」「私のオアシス~等々力渓谷」
1993年から写真展は個展とグループ展の開催多数

平川正枝(ひらかわまさえ)

 観客が絶えることのない鎌倉の魅力とは何なのか。緑豊かで、静謐。
 花々や、建造物、祭事も含め、人々を引き付けているものは何処にあるのか、どの様な歴史が綴られてきたのか等を探し、深奥から幽かに聞こえてくる時代の聲に耳を傾け、その思いを写真に重ね、言葉を添えて写真集といたしました。
 この地への魅力は尽きません。私の鎌倉を探して、これからも訪れて行きたいと思います。

プロフィール
1944年 千葉県大原町に生まれる
1952年 東京・江東区へ引越し
1962年 東京都職員として税務の仕事に携わる
1996年 現代写真研究所・23期の研究生となる
2000年 東京都を退職
2003年 個展「おきつねさん─江戸の稲荷信仰」開催
2004年 写真集「東京のおキツネさん」出版
2013年 現代写真研究所 飯塚ゼミに所属
2013年 写真集「あきつしま」出版
2018年 写真集「鎌倉深奥」出版

作品・展覧会の様子

  • 品川未知子 「巨樹と月(175cm×115cm)」
  • 品川未知子 「春の洞窟(160cm×120cm)」
  • 品川未知子 「渚にて」
  • 西山貞子「タコの滑り台」
  • 西山貞子  [タコの滑り台(藤沢)]
  • 西山貞子 「タコの滑り台(美瑛)」
  • 平川正枝 「鎌倉深奥(鶴岡八幡宮)」
  • 平川正枝 「鎌倉深奥(名越切通)」
  • 平川正枝 「鎌倉深奥(鎌倉宮)」
  • 1室会場の展示風景(西山貞子)
  • 1室会場の展示風景(平川正枝)
  • 1室会場の展示風景(西山、平川)
  • 2室会場の展示風景(品川未知子)
  • 2室会場の展示風景(品川未知子)

銀座アートホール

〒104-0061
東京都中央区銀座8丁目
110 番地高速道路ビル
(銀座コリドー街)

営業時間:11:00〜18:30

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