髙橋義治展
ご挨拶
銀座アートホールでの6回目の髙橋義治作品展となります。今回は髙橋義治が晩年に制作した銅版画作品をご覧頂きます。
初期の作品群に比べて、色彩もより豊かになり、メルヘンの世界のイメージがより濃く出ているのではないかと思われます。
今回も3版(黄、赤、青)だけの組み合わせで表現できる色の無限のバリーエーションをご堪能ください。
髙橋千晴
作家紹介 髙橋義治
1943年
東京に生まれる
1965年
東京芸術大学油画科卒業
1966-69年
ミュンヘン国立芸術アカデミー油画科
1973年
州立ミュンヘン大学講師
1974-81年
ザルツプルグカレッジ講師
1981-84年
ザルツプルグカレッジ エッチングワークショップ主任
1986-89年
インターナショナルサマーアカデミー、
ザールラント、水彩主任
1993年
Niederbayern, BMW主催版画シンポジュウム
EAST ‘MEETS WEST’主任
1998年
ドイツ バイエルン州BadReichenhallにて没、青山に眠る
コレクション
オーストリー文部省
オーストリー、ザルツプルグ市文化庁
オーストリー、ザルツプルグ市立大学 図書館の天井壁画
ドイツ、パド、ライヒェンハル市立病院
受賞経歴
芸術家の登竜門であるザルツプルグ市のコンクールで1等及び2等獲得。
その際、画家オスカー・ココシュカ氏の目に留まり、当時の「ギャラリーウェルツ」オーナーへオスカー氏が「この青年は将来性があるから作品を扱いなさい」と助言。ヨーロッパで人気を博すきっかけとなる。
ザルツプルグ市の版画工房協会最優秀賞受賞。