がれきに花を咲かせようプロジェクト 銀座展 *福島県立保原高等学校美術部の取り組み*
主催:東京世田谷ロータリークラブ
共催:台北西北區扶輪社・東京麻布ロータリークラブ・東京日野ロータリークラブ・東京府中ロータリークラブ・福島中央ロータリークラブ
後援:福島県立保原高等学校同窓会・福島県・伊達市・福島県教育委員会・伊達市教育委員会・NHK福島放送局・株式会社福島中央テレビ・株式会社福島放送・福島民報社・福島民友新聞社・朝日新聞福島総局
協力:学校法人 文化学院
協賛:銀座アートホール
事務局:金沢美術工芸大学卒業生有志
※展示されている「花がれき」は、線量を測定し安全を確認済みです。
ご挨拶
011年3月11日に起きた東日本大震災において、福島県でも多くの被害が出ました。私たちの学校は海から遠く、津波とは無縁でしたが、地震によって校舎の柱や壁などが大きく損壊しました。4月の始業時は至る所に「立入禁止」の表示がなされ、慣れ親しんだ美術室にも、入れなくなりました。
瓦礫にまみれた校舎を目にするのは悲しく、さらに東京電力福島第一原子力発電所の事故が、私たちの辛い気持ちに追い打ちをかけました。けれども震災後、被災各地でたくましい桜の花が咲き、被災者を勇気づけているTV映像を目にしたことをきっかけに「自分たちにも何かできることはないか?」という気持ちが生まれました。
このプロジェクトは、震災で発生した瓦礫に花の絵を描くことで土地の復興と建物の再生を、それを様々な形で伝えることで、人々の心に明るい希望や元気が生まれるように、といった私たちの願いが込められています。またこの活動を通して、日本中・世界中の支援者の方々へ向けて感謝のメッセージを発信することもできるのではないかと考えています。
福島県立保原高等学校美術部