生誕100年 佐藤忠良『野外彫刻・アトリエの日々』写真展 藤田観龍:撮影
ご挨拶
日本を代表する具象彫刻家の佐藤忠良さん約70年にわたり裸像や子供の像にモニュメントなどリアルで清楚なブロンズ像は全国の公共空間に設置され、地域住民の誇りになっています。
水辺や橋、公園や公共施設などのパブリック空間に置かれた作品とアトリエでの創作の日々をご覧ください。
佐藤さんは2011年3月11日の東日本大震災から間もなくの3月30日に逝去(98歳)されました。新制作協会、彫刻部会の創立メンバーとして日本の具象彫刻界を牽引されてきました。
1912年7月宮城県大和町で生まれてこの7月で生誕100年になります。
佐藤忠良さんの自然と人間へのつきない彫刻芸術をご覧ください。
2012年6月
藤田 観龍
藤田 観龍(Fujita Kanryu) プロフィール
1942年
福岡県生まれ
1966年から報道分野で30年写真撮影
1982年
日航機DC8羽田沖墜落事故消防隊の救助活動スクープ
1985年
日航機123便・群馬県上野村・御巣鷹の尾根に墜落
救助される生存者4人を現場で撮影
1991年
長崎県島原市、雲仙普賢岳の大火砕流に遭遇し
被災を免れ大火砕流を撮影
1995年
『1・17阪神・淡路大震災』で日本リアリズム写真集団
95年公募展『視点』カラー組写真10枚で「準視点賞」を受賞
2003年
「佐藤忠良彫刻写真集・全野外作品」刊
2008年
「日本・石の野外彫刻ストーンアート写真集」刊
2011年
「平和のアート彫刻戦争の記憶写真集」刊
2011年
3・11東日本大震災で福島、宮城、岩手県の
被災地を度々写真撮影
2012年3月4日NHK・Eテレ、日曜美術館
「人と土と空の物語 彫刻家・佐藤忠良がのこしたもの』に出演
日本各地の野外彫刻、記念碑モニュメントの写真撮影を続ける