’09 伊能 洋　個展　「ひとのかたち」連作Ⅷ．「窓と壁と」Ⅶ．「花」

ご挨拶

　今回は、ライフワークの「ひとのかたち」連作、前回に続いてのイタリアで取材した「窓と壁」連作、そして楽しんで描いている「花」の三つをテーマにご覧頂きたいと思います。
　隔年に開いてまいりました個展も24回を迎えます。昨秋には体調を崩しての治療入院などもありましたが、無理をしなければ制作には支障ないのが、有難いことです。世の中は大きくチェンジするようですが、私たちの手仕事は色を積み重ねて行くことしかないと、思い定めております。
　ご多忙の中とは存じますが、晩秋の銀座にお運び頂ければと、ご案内申し上げます。

外（と）に出るや金木犀の闇であり 洋

略歴

1934年
東京生まれ

1959年
武蔵野美術学校西洋画科卒・同校研究科修

1960年～
銀座なびす画廊「ひと」連作より　中央画廊「沖縄」サエグサ画廊「鳥とこども」連作　同「古都」連作　同「窓と壁と」Ⅳ．同「韓国の彩」　同「ひとのかたち・もののかたち」　同「ひとのかたち・函館の彩」

2007年
銀座アートホール「窓と壁と」Ⅵ．「ひとのかたち」Ⅶ．
など個展24回

1964年より
椿近代画廊、銀座アートホールにて「麻の会」展（会員60名）主宰39回

1985年より
JAN展参加、2000年より世田谷平和美術展出品

JAN会員／日本美術家連盟会員