第10回 MIMOZA展
2008年8月4日(月)~10日(日)
MIMOZA10回展に寄せて 入江 観(春陽会会員)
気がついて見れば、MIMOZA展が10回を迎えるとのことである。各々のメンバーにとって、それは自分探しの10年であった筈である。まぎれもない自分を、各々が探し当てたという実感が、見守って来た私には確かにある。10年で解散するという。何と、当然で見事な決断かと思う。友情に甘えて、ズルズル続けない。もともと、絵描きは独りなのだ。独りになって、独りの自分を一層、磨いて行くことを誓い合うのが最後の展覧会なのだと思う。そのことによって、友情は更に深くなる筈である。
画廊ごあいさつ
花の少ない4月に春の訪れを知らせてくれる小さくて可愛い黄色の「ミモザ」の花は、‘感じやすい心・豊かな感受性’が花言葉。MIMOZAの名前はそんなところから・・・。10年の月日を超えた‘7人のMIMOZAたち’の展覧会も、今年が最後です。個性・感受性豊かな作品たちとのふれあいをじっくりとお楽しみください。
出品者(50音順)
青柳 緑/井上 直子/江口 美幸/下工垣 優江/瀬古 真弓/福田 多恵/諸星 浩子