福嶋伸彦展 ~明日への希望~
夕陽の陶芸家・福嶋伸彦 「彩削陶」の世界
オリジナル彩削陶とは絵付けとは異なり、釉薬を何層も重ね掻き落し技法により表面の釉薬を削りながら情景を創り出し、その後焼き上げた独自の作品。
個展に向けて
日本の六古窯の越前焼は平安時代から焼かれており、大甕や壺などの昔人の生活用品が数多く発掘されています。
鑑賞美術品や日常食器も作られるようになり、焼き締めの渋い風合いの物や、釉薬をかけたクラフト品など、様々な越前焼が生み出されて来ました。
そのような越前焼の中でも、オリジナルの技術を駆使した、夕陽シリーズは、福嶋伸彦の渾身作品です。テーマは「明日への希望」困難に負けない勇気と希望を込めております。
愛嬌のある、福ろうシリーズは、「福来多留」と申しまして、飾り物、灯り、香炉、表札など各種、取り揃えております。その他、マグカップ、湯呑み、茶碗、日常食器も製作しております。
注文製作も承ります。お祝いや、ご贈答品にどうぞ。
2025年11月 福嶋伸彦
福嶋伸彦略歴
1957年 福井県鯖江市生まれ、1歳半頃、高熱により聴覚を失う
1975年 福井県立ろう学校軟式野球が障害者差別問題を克服し、”もう一つの甲子園,,「第19回全国高校軟式優勝野球大会」(藤井寺球場)投手として出場
1976年 越前焼・北野七左衛門氏に師事
1989年 独立開窯 「ほたる窯」 と命名
1994年 東海TV 「ふるさと紀行」 放映
1997年 NHK総合ドキュメント 「焼きものに夕日が輝くとき」 放映、スイス個展
2001年 アメリカ個展、宮崎村(旧越前町)文化奨励賞
2007年 文化庁事業・陶芸指導講師(福井県立ろう学校)
2015年 「美の視点」評論家推薦作家大賞
2016年 日仏芸術栄冠アーティスト特賞、NHK・Eテレ「ろうを生きる・難聴を生きる」
2017年 Parisヌーヴォー・ジャポニズム芸術文化栄誉金賞
2019年 中・韓・日「美の祭典」ベセト美術祭東京展「日中韓芸術友好大賞」
2025年 「昭和100年美術展」オーディエンス賞、記念切手発行、「戦後80年・日本美術総集Ⅴ」掲載
2026年 パイサジェス・ピカシアンズ・アートラベル展(in Spain ピカソ・オレンジワイン)
同 「L’Arte Giapponese」(アルテ・ジャポネーゼ)イタリア美術誌掲載
~~~ その他 銀座、大阪、名古屋、等々 各地で個展開催、聴覚障害者団体等の講演会講師














