夢の途中 × 甦(ソ)して ひびきあうときに 白石三恵 × 居森幸子
ご挨拶
子供の頃一生に一度だけ「3つの願いを叶えてくれる」と言う本を読みました。 仕事仕事の多忙な日々の中にあっても自分の人生に3つの願いはいつも忘れず残っていた。その内の1つが絵を描くことだった。 美しい景色、きれいな花、優しい女(ひと)、そのままの姿を写すだけでなく、その中に自分の気持ち、夢を投入する。上手に描くのではなく心を、夢を入れること、それが私の絵に対する描写。 ある時、時の大御所に言われた”君には何だかわからないが何かがある”と。その一言を支えに今日迄描き続けている。あれから30有余年、日々の安らぎを見出し、今はゆったりと夢を描きつつあると思う。 夢はかなえるもの! 老境に入りこれからの人生、今何が起こるかもわからない。生きている限り夢を見続けていきたい。 自画自讃の日々なり。
2025年2月 白石三恵
居森幸子プロフィール
岡山県勝央町生まれ 早見芸術学園造形研究所 日本画塾 卒業 岡山県美術家協会会員・フランスCITU日本会員 岡山県北美術展運営委員 山陽新聞カルチャープラザ 日本画講座講師 神奈川県横浜市 アトリエ・ひなた主宰
《略 歴》
2000年 第60回美術文化展 大阪市立美術館長賞/東京都・大阪市立・京都府立美術館巡回 2003年 個展「-土と和紙と-」 ギャラリーシード/岡山県津山市 2004年 アジア・日本合同展「激動のアジア」 中和ギャラリー/東京都銀座 個展「-土と和紙と-」ギャラリーマキイマサル・ファインアーツ/東京都銀座2006年 第66回美術文化展 美術文化賞・損保ジャパン美術財団選抜奨励賞・京都知事賞/東京都立・大阪市立・京都府立美術館巡回「現代作家の眼」展 アートウェーブ・コラボレーションポエム 天神山文化プラザ/岡山市 2007年 第26回損保ジャパン美術財団選抜展 東郷青児美術館/東京都新宿「2007年日韓現代美術展 -感動と上昇の投影―」 ギャラリーアーチストスペース/東京都銀座 シドニー・インターナショナル・アートフェスティバル Kara’s Art Gallery/オーストリアシドニー 個展「高橋秀監修 居森幸子展」 フェーネル・ガレリア アレリッタ/岡山市 個展「光の連続」奈義町立現代美術館/岡山県奈義町 2011年 岡田春宣企画「沈黙の森」展 山脇ギャラリー/東京都市ヶ谷 2013年 美作国建国1300年記念「Mother Art Festival」 湯郷グランドホテル/美作市 平成25年度 岡山県天神山企画「素材との出会い」展 天神山文化プラザ/岡山市個展「居森幸子」展 日仏会館エントランスホール/東京都恵比寿 澁谷ウエマツ ウィンドギャラリー展/東京都渋谷 2015年~2018年 個展「9月の詩」「白夜の庭」展 ギャラリー アート泉の里/長野県軽井沢 2018年 個展「はじまりの和紙」展 奈義町現代美術館/岡山県奈義町「津山出身の抽象表現作家たち」展 保田扶佐子美術館・勝山ひしおホール/岡山県 2019年 「美作三湯芸術温度」湯の里つるや/岡山県 湯原個展「みたことのない彼方へ」ギャラリー絵夢/東京都新宿 2020年 「手漉き和紙ARTの魅力」ギャラリー志門/東京都銀座 2021年 「サロン・ド・アールジャポネ 2020」リンダ・ファレルギャラリー/フランス パリ 2022年 個展「紙耕展」あおや和紙工房/鳥取県青谷町 「二人のかたち」展 同時代ギャラリー/京都市 2023年 個展「導かれるものたち~道から未知へ~」展 ポートアート&デザイン津山/岡山県津山市 《その他の活動》 「居森幸子 詩画集」出版/(株)コーセイカン 絵本「こども世界 にっこにこむらに行きました」/ 至光社 ユルスリーヌ塔にて フレスコ壁画制作/フランス オータン市 舞踏「ワンダー・ガーデン 月光舞踏会」天神山プラザ/岡山市