いまなぜ 332祭展
2018年10月2日(火)~10月7日(日) 11:00~18:30 最終日は16:00まで
ご挨拶
天上には穴が空き、格子状の窓ガラスの殆どが、らくがきで埋まった。二階建ての木造のボロ校舎、そのうらぶれた正面玄関には多分原寸大のミロのビーナスの全身石膏像。但し学費は月千円。60有余年前の武蔵野美術学校。
以来どう言う訳か、夫々に入れ込んだ密度の濃淡、考え方の違いはあるものの、絵と言うものを描き続けて来た4人の合計年齢が332才。ここらでそれを自ら祝う事として332祭展。小説、動画、音楽等は必ず始めと終わりがなければ成立しないように、四角に限られた平面にのみ成立する表現の可能性があることを共に信じて来た様である。
その大いなる一つの結実? と言うのは些かおこがましいが・・・会場には80号以上150号までの作品が10点程度、小品は15から20点の予定、ご来場の上、この祭へのご参加ご批判を頂きたく御案内する次第です。
2018年9月 332祭 一同
出品者
田中 郁夫 松本 明也 服部 育夫 萩原 榮文