第四回 石本美帆 書作展
2017年5月30日(火)~6月4日(日) 11:00~18:30 最終日は16:00まで
ご挨拶
この度、三年半ぶりに四度目の個展を開催いたします。古典書道の学習を礎とする事に軸を置きながら創作を続け、その中にも自分らしさや独自の表現の模索を手探りで続けているつもりです。作品が仕上がった今、振り返ると至らない点が多くあるものの、前回の個展よりも少しは前進できたのではないかと思える点もあると感じています。書道という長い歴史の中で「変わらないもの」と「変わるもの」の両方が表現できたのではないかと思っていますが、皆様から是非、会場でご覧になった率直な感想を賜ればと思っております。
最後に、今回の個展開催に向けてご協力頂きました全ての皆様には心から感謝申し上げます。未熟な私ですが今後も変わらないご指導、ご鞭撻、お力添えを賜りたくお願い申し上げます。
2017年4月 石本 美帆
プロフィール
書道家(全国書道師範連盟会員)/あおい書道教室主宰/
東京書道教育会「あおい支部」支部長
東京書道教育会「あおい支部」支部長
1992年より臼井南風に師事
「紅霧書展」「書芸選抜展」(東京書道教育会主催)での受賞多数。
あおい書道教室での指導のほか、企業や団体への出張指導も多く、子供からシニアまで幅広い年代に対応した指導を行う。またイベントでの揮毫パフォーマンスや公共施設のアートワーク制作、ロゴデザイン、看板文字等の作成でも活躍中。
古典書道を礎とし、歴史を振り返りながら時流に流されず格調を保ちつつもどこか新しく馴染みやすさを感じる作品を探求し、あらゆるシーンにマッチする、現代の多様な空間に調和する書作品を試み、提案、発信しながら活動中。すべての書体の持つ特性や可能性を意識し、TPOに応じた作品を生み出すことで、ワンパターン化していない作品を展開している。技法の追及だけでなく、用具の工夫も広げ、常識に囚われない用具の使い方も模索している。表装のデザインも自ら行い、一定の評価を得る。
近年では中国の古典書道への探求が更に深まり、中国への研修旅行も重ねる。
近年では中国の古典書道への探求が更に深まり、中国への研修旅行も重ねる。
個展歴
2005年11月 第一回個展 大黒屋ギャラリー(銀座)にて
2010年11月 第二回個展 ギャラリーナミキ(銀座)にて
2013年11月 第三回個展 円鳥洞画廊(丸の内)にて