佐藤善勇 画集刊行記念展
ご挨拶
此の度の個展は制作中の画集が完成した記念展です。
2007年に刊行した「小樽」画集に次いで2冊目。
’63年、青森から上京して描き始めた(竜)龍飛や青森の港町、駅の待合室、新宿の地下酒場、福岡の飯場生活の作品をはじめ、’77年からの主テーマ「小樽」作品。
’93年から参加したヨーロッパスケッチ旅行によるフィレンツェ、ヴェネツィア、リスボン、ポルト、トレド、南仏サンラファエルなどの欧州風景。
そして尾道や男鹿半島、高尾の国内風景や人物像等、今日迄描き続けた作品の中から掲載し、その一部作品を展示しました。
是非見て頂きたく、よろしく御願い致します。
2016年8月 佐藤 善勇
略歴
1941年 青森市生まれ
1961年 青森市立北斗高等学校(定時制)を卒業し、カネ長デパート内画廊で初個展
1963年 上京し、桑沢デザイン研究所に勤めるかたわら、夜間、新宿美術研究所に通う
日本アンデパンダン展に出品、以後毎年出品
1967年 東京造形大学教務課勤務、彫刻家佐藤忠良氏にデッサンをみてもらう
1976年 主体展に出品、以後毎年出品
1977年 「小樽」を主テーマとし、’77年、’78年、’79年
連続佳作作家となり、’79年会員推挙
1990年 渋谷区立松濤美術館美術教室の講師を、磯村敏之氏(主体美術創立会員)と勤める(2006年まで続ける)
1993年 ヨーロッパスケッチ旅行(~02年)他、国内スケッチ旅行を続ける。ヨーロッパ風景を「小樽」と共に制作する
2004年 主体美術の具象作家7名で「燁々展」を結成し、銀座アートホールにて開催続ける
2007年 画集「小樽」を発刊、市立小樽美術館に作品収蔵(2009年紺綬褒章)
1973年~2016年
青森市民美術展示場、渋谷ぎゃらりーコーノ、新宿紀伊國屋画廊、札幌時計台ギャラリー 、新宿ギャラリー絵夢等で個展30数回、G展多数
現在 主体美術協会会員 日本美術会会員
〒193-0846 東京都八王子市南浅川町2569-7
℡042-665-3013(ファックス共有)