公文淳子展

個展によせて

　緑蕾がある。朝なぎ、夕なぎに触れあいながら、
　葉影から・・・フウワリと踊りでて花となる。
　未だ、緑の細い血管が透け、花ビラは、舞い上がる　チュ・チュの一片！
　ジョーゼットの風のリボンをつけて回転し、
　流され、戯れ　Pas de deux（パ・ドゥ・ドゥ）。
　響き、転び、寄りそい、擦り抜け、飛び Vividに。
　　　　—————◎—————
　こんな気持ちで描いてますが・・・・・
　言うはやすし・・・・・
　ここが問題 ハムレット!!

2017年11月　公文淳子

公文淳子先生画歴

1968年 自由美術協会初出品　初入選 
1989年 第25回記念全国公募神奈川県美術展　特別奨励賞受賞
　　　 　　東京都美術館　東京展大賞受賞
1990年 東京都美術館　自由美術協会平和賞受賞