第85回国展 国画会工芸部 受賞作家展
2011年12月20日(火)~12月25日(日)(11:00~18:30 最終日は16:00まで)
ご挨拶
国画会工芸部受賞作家展によせて
この度、国画会絵画部のお口添えと銀座アートホールのご好意より、第85回国展工芸部の受賞作家展を開催する運びとなりました。
工芸部は昭和初期の民芸運動に携わった先人の自由で想像性豊かな作家精神を受け継ぎながら、その時代、その時代で「用と美」を表現してきました。
現存の私たちもこの伝統の中、各々がそれぞれの仕事を続けてきています。
機械万能で便利さだけを追求しがちな現在にあって、今春の大震災を目の当りにし、人と人、人と物、日々の暮らしがもう一度問われている気がします。その中で私たち工芸の作家が、想いを込め、手を通して、日々の暮らしを心豊かにしてくれるであろう受賞者たちの作品を展観いたします。
ご高覧いただければ幸いです。
平成23年12月
国画会工芸部事務所 綿貫倫子
出品者
会員
加藤富喜(織)/竹田園子(染)/冨田昭子(染)
新準会員
石川昌浩(ガラス)/神谷文代(染)/吉田真人(陶)
準会員優作賞
大木夏子(染)
国画賞
古谷禎朗(陶)
新人賞
池田尚子(織)/高井信行(染)/平山元康(陶)
会友賞
石川昌浩(ガラス)/坂口玲子(染)/水嶋幸(織)
工芸部奨励賞
島袋あゆみ(染)/二階堂晃子(織)/三宅義一(ガラス)/村澤亨(陶)